医師の高齢化と後継者不足による、かかりつけ医問題
お医者さんの質が落ちた。
最近、通院する機会が増えてきて、にわかに感じたことである。
例えば歯科医師。
本来一回で済むクリーニングを、どういうわけか(実は、理由に
思い当たる節はあるが)四回に分けて行ったり、
施術が乱暴だったり、雑だったりと、およそ、
医師としてふさわしいレベルではないと思うのだ。
その医師は、白髪の老医師で、
もう現役引退してないといけない歳に見える。
最近、歯科助手が離職したらしく、代わりに入ってきた方は、
以前の人より劣っているように感じる。
もう限界だと思う。
後継に道を譲るときはとうに過ぎている筈なのに、それをしない。
おそらく、後継者がいないのだろう。
気の毒なことだが、同情はできない。
十分な医療レベルに達せないまま、患者を治療し続けるなら、
それは、褒められたことじゃない。
私は、別の医師を当たることにする。
他に、内科医で、息子に後を継がせた先生がいたが、
息子は息子で、医師に向いていないようで、高度な医療行為は
大学病院へ紹介状を書いて、そちらに任せている。
このように、私の町では、かかりつけ医が頼りにならない。
遠出出来ない高齢者は、我慢して、
近所の町医者にかかるしかない。
少子高齢化の波は、私の町にもやってきている。
全く、難儀なことである。