シン・ゴジラを観ない。そしてレビューを書く。

映画シン・ゴジラ公開から一月ほど経ったでしょうか。

私、見てません。

でも、多少ネタバレ気味になってきてるので、

勝手に内容を予想して、論評します。

 

シン・ゴジラのあらすじ(予想)

東京湾に巨大な魚が現れる。

体長500mはあるだろうか。

その魚から手足が生え、サンショウウオのような

姿に変形する。徐々に巨大化しながら、

河川を遡上するサンショウウオ

周辺の建造物及び、住民には多数の被害が!

被害報告が政府に及び、自衛隊が出動。

巨大生物をゴジラと命名。

自衛隊ゴジラ駆除命令が下る。

戦車や、航空機による攻撃もむなしく、

無傷で川を遡上するゴジラ

そして、東京に達するとイグアナのような姿に!

国会、スカイツリー、雷門、など、

有名スポットに一通り被害を与えると、

休眠モードに変化するゴジラ

これはまさか、更なる、進化の前兆か?

ゴジラの姿が爬虫類に似ていたので、

「冬眠させましょう」と言い出したのは、女性防衛大臣

早速、液体窒素ゴジラにかけられる。

そう、まるで原子炉の冷温停止を想起させるように。

そして、ゴジラは文字通り、

永い眠りについたのである。

スタッフロールが流れた後、総理が一言、

「米軍は何をしていたんだ!」

終。

 

さて、この映画を観た方の中には、

「こんな事にならないように緊急事態条項が必要だ」

と言う人もいるでしょう。

その意味で、安倍政権支持者にとって、

心地の良い映画だった事でしょう。

一方、「やっぱり原発は危険だ」という声もあったでしょう。

なので反安倍政権の方にとっても納得の映画でしょう。

しかし、

それほど政治的メッセージが込められているわけでもなく、

原子炉、緊急事態条項、日米安保という、要素は、

物語を引き立たせるためのスパイスにすぎないのでは?

要は、良くできた娯楽作品であり、

大ブームとなった要因は、右派、左派、庵野監督ファンを

上手く取り込んだからでしょう。

いずれにせよ、極上のエンタメ作品であることは、

間違いありません(観てないけど)。

あなたも是非劇場へ!