結論ありきの論理構築
あいつには、不祥事を起こした責任がある。
なぜなら、あいつは××を過去にしていたし、
××の決定にも賛同していた。
報道によると××との関係も指摘されている。
よって、あいつに責任があることに、
疑いの余地はない。
だが、責任を追及するものは、
あいつが過去に○○していたことに言及しないし、
○○の決定にも賛同していたことにも触れないし、
他者の報道で××との関係が
無いとされていることも、取り上げない。
自分にとって心地の良い結論を導くため、
都合の悪い事実や、情報は、
意識的にかどうかは別として、
無いことにしているのである。
これは、逆に、あいつが、いかに素晴らしいかを
証明するための論理構築としても、用いられがちである。
あの方、にとって、都合のいい情報だけを示し、
又は、ねつ造し、都合の悪いところは無視する。
こういった論理構築には気を付けたいと思う。