シリア停戦中に国連職員襲撃される
シリアは現在停戦中であり、これまで
国内に園児物資が届けられてきた。
しかし、今回空爆によって、
国連の援助物資を乗せたトラック18台が破壊され、
20名の死者がでた。
加害者がどの勢力なのかは不明。
しかし、空爆という手口から考えて、
シリア軍によるものではないかと私は見ている。
人助けをしようと、危険な任務に就いた人が
死んだのだ。私は少し心を痛めている。
「少し」である。すぐに痛みを忘れるだろう。
たぶん、それでいいのだと思う。
心痛がシリア情勢を好転させるわけでもないし、
死んだ人が生きかえるわけでもない。
感情移入しすぎないことは、情勢を
客観的に見ることに優位に働くだろう。
死というものは、身近であるほど心痛を与え、
遠くの名前も知らない誰かの死であれば、
何千何万死のうとも、どうということはない。
それは自然なことで、責められるものでもない。
飼っていた犬の死が最大の心痛だという事もある。
そういう現状を分かっているし、
仕方ないことだとも思う。
ただ、もう少し関心を持ってくれればよいと思う。